アース化研

私たちはいつも排気ガスの空気に囲まれている
 近年、増えている自動車の排気ガスによる公害問題は、排気ガスに含まれるミクロの浮遊粒子状物質(SPM・DPM)等が、人体に悪影響を及ぼす原因とされています。
 これらは、人と同様に自動車へも悪影響を与えます。塗装と結合しやすい性質が浸透を促し、徐々に酸化・劣化が始まり、輝きが失われ、退色や錆を発生させます。

 塗装を傷める酸化物質は、粘り気のある黒褐色の油状液体(タール)で、通常のカーシャンプーだけでは除去が難しく、強力なアルカリ洗剤が必要です。アース化研のカットオフスーパークリーンYSをお使いください。

 酸化物質を除去したら、さらに酸化してしまった塗装面を研磨剤で完全に落とし、塗装面を保護するコーティングを行います。 アース化研の研磨剤・磨き剤は油脂成分を含まない水溶性ARCコーティング剤は、ガラス原子が塗装に化学的に結合するイオン結合 (架橋・共鳴)で、塗装面を守り続けます。


塗装面を酸化から守り、汚れにくい、付いた汚れが落ちやすい、キズが付きにくい、
いつも新車の輝きが保てる、それが理想的なコーティングです。


ARCグラスコーティング剤の科学的図解結合イメージ

ソリッド塗装
グラスコーティング剤の科学的図解結合イメージ 断面図
  1. ガラス原子は塗装分子と架橋(イオン結合)することによりコーティングとなる。
  2. 塗装分子とガラス原子の結合表面は凸凹状態のため、共鳴(化学結合)の珪素分子で平らにさせ輝きを与える。
  3. セルロース分子とフッ素分子は網目状絡み合い、珪素分子およびガラス分子と結合した塗装分子の上に共鳴(イオン結合)する。

コーティング面を上から見たイメージ
上から見た図

ガラス原子は、塗装が剥がれない限り取れることはありません。しかし、光沢や輝きを付加している珪素分子・セルロース分子・フッ素分子は、洗車や降雨に含まれる"水電子イオン"により、約5年程度で少しずつ剥がれ落ちてきます。
そのためフッ素を補充するメンテナンスを年数回行うことにより、コーティング効果を維持させる必要性があります。


耐スリ用アクリル系クリア塗装面
耐スリ用アクリル系クリア塗装面 概念図 断面図

塗装を保護しているクリアが剥がれてきているクリア塗装とは、「塗装」ではありません、塗装面を酸化物質から保護しキズが付きにくく光沢を守るコートが塗ってあることを言います。

コーティングを施してあるイメージと似ていますが、耐スリアクリル系クリア層には金属イオンが含まれており、これが酸化物質と反応し時間経過とともに劣化して行きます。クリア塗装の上にグラスコーティングを施すことで、より完璧な塗装面の保護が可能になります。